ルートチャクラ、ベースチャクラ、サンスクリット語ではムーラダーラ(基盤を支える)と呼ばれます。
会陰と肛門の間にあるといわれ、大地に向ってハスの花が閉じたり開いているようにあると言われています。一般的には生命や生殖、生存本能などを司っていると言われています。
ルートチャクラは肉体的、感情的、精神的健康の基盤で、エネルギーシステムの構造を支えます。生存・自己保存の本能を司り、大地にしっかりと足を着け、冒険をしながらも危険を回避する判断力を持てるようにし、真の自己に気づかせ、自身や自尊心を支えてくれます。〜ブレンダデービス著「チャクラ&パワーストーンの癒し」より〜
このチャクラは肉体と大地とのつながりを司るチャクラです。地球で生きて行くためのアンカーのようなものです。肉体を原子核レベルで見れば陽子と中性子でできたエネルギーです。肉体を固体と思っていますが、光や波が密になったエネルギーと思った方が適切なのです。そんな軽い身体を持っている私たち人間が地球で生きて行くために、このルートチャクラが地球に根っこを張ってくれています。そうしないと風船のように浮いてしまうのかもしれません。
宇宙の源から私たちの全てのチャクラを通って地球のコアへとつながっています。その地球のコアとやり取りするのがこのルートチャクラです。地球とのエネルギーの交換をしてくれるチャクラです。私たちは食べ物から生命力をいただいていますが、それと同じかそれ以上に地球から慈愛のエネルギーをいつもいただいています。逆に地球に愛のエネルギー、感謝のエネルギーを送る時もこのルートチャクラを通り、地球のコアに向かって送られて行きます。
チカラが出なくてフラフラする時などは、このルートチャクラの元気がなくなっている時です。地球とのつながりが細くなり、凧の糸が切れてふらふらしている、そんな状態です。そのような時は、大地に触れるのが一番です。裸足になって土を踏みしめたり、芝生の上でゴロンとしてみたり、植物に触れたり、樹を抱きしめたりすると地球との絆が深まり、よりしっかりと地球に根を生やすことが出来ます。地球とのつながりが深くなるほど、滋養のエネルギーをたっぷりといただくことが出来ます。
チャクラについてご興味のある方は、ブレンダ・デーヴィス著魂からの癒し チャクラ・ヒーリングとチャクラ&パワーストーンの癒し―あなたのオーラを輝かすがおススメです。読んでいるだけで癒されます。